「イメージの共有」。つまり他の人と同じモノをイメージできるかどうか?人間なので、何もないところから言葉だけでまったく同じモノをイメージする、というのは単純なモノでも至難の業、と言えます。連想ゲームやジェスチャーゲームが面白いのは「イメージ」のギャップが生まれるから。

実はそこに「映像」が力を発揮できる真骨頂がある、と実感しています。

映し出された「映像」と現場の音、それを編集し、さらにイメージを増幅するBGMや効果音で見ている人の「イメージ」をよりカメラで捉えたときと近いモノに仕上げる。100%同じにはならないけれど100%を目指して「映像」制作者は苦心する。テレビの番組に関わっているすべての人はもがき、必死になって考えて、番組表の時間内でエンターテイメントとして成立させたいと願っている。テレビである以上、エンタテインメントとして楽しんでもらう、というのが大前提。

テレビは今も昔も変わらず、知らないことを教えてくれる魔法の箱。見れば必ず発見がある。それが映像だと思う。

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